2007年 02月 01日
不本意ながら |
pirogon的にはあまりにも醤油色の濃い煮物はどうかと思うのでなるべく食材の色が出るように料理したいと思っている。が、このときは勢いあまって醤油を入れすぎた。
ということで、色も味も濃い牛すじと大根の煮物。
予想に反して相棒に大ウケ。
鍋に残っていた物まで、ほぼ一人で食べきった。
相棒家の食事はかなり味が濃い。というか塩辛い。いつか義母がポテトサラダを作ってくれた時、台所で味見をしながら「うーん、もうちょっと」と塩を振り続けるのを見て、毎日こんなに塩を使うのかと愕然とした。そのポテトサラダ、私に味見してといわれたが「塩辛い」以外の感想は言えず・・・。pirogonは薄味という自覚はないのだけど、昆布や鰹節などの出し汁を駆使して、おいしいけど塩分控えめな料理を目指している(つもり)。ただし、お弁当は冷えてから食べるし、夏は汗をかくので多少は濃い目にしている(つもり)。それでも、相棒にとっては薄味らしい。
物足らない味付けだったときに必ず言うヤツの一言。
「ウチのかーちゃんのは、もうちょっと味が濃い(くておいしい)もんね~。」
そりゃそうでしょ、わかってますよ。
そもそも、生まれた瞬間からヤツの胃袋をがっちり掴んでいる母上にここ何年か前からヤツの胃袋に食料を送り込み始めた嫁が「好み」という点で、かなう訳がない。特に和食。洋食では負ける気がせんのだが。ただし。君のかーちゃんはその塩分過多の食事のせいで高血圧に苦しんどるやないか。
だから、よいのだ、薄味と思うくらいの味付けで。
と心の中で毒を吐きつつ、「そうやねー、今度はもうちょっと濃くしとくねー」などとテキトーに相槌を打つ。まぁ、そのうち、ヤツが義母の料理を塩辛いと感じる日がきっと来るにちがいない。義母はいい人なのだが、義母の味付けにはヒソカに対抗心を燃やすpirogon。
・・・そういえば、我が父は時々思い出したように「お袋の味噌汁、うまかったなぁ」という。味噌汁なのに卵が溶いてあるのは、兄弟の多い大家族が少ない卵をみんなで分け合って食べるという、貧しかった時代の祖母の知恵らしい。祖母が亡くなって久しいが、父は未だにそんなことを言っている。
うーん、幼少期に刷り込まれた「お袋の味」は一生消えないのかもしれないなぁ。
ということで、色も味も濃い牛すじと大根の煮物。
予想に反して相棒に大ウケ。
鍋に残っていた物まで、ほぼ一人で食べきった。
相棒家の食事はかなり味が濃い。というか塩辛い。いつか義母がポテトサラダを作ってくれた時、台所で味見をしながら「うーん、もうちょっと」と塩を振り続けるのを見て、毎日こんなに塩を使うのかと愕然とした。そのポテトサラダ、私に味見してといわれたが「塩辛い」以外の感想は言えず・・・。pirogonは薄味という自覚はないのだけど、昆布や鰹節などの出し汁を駆使して、おいしいけど塩分控えめな料理を目指している(つもり)。ただし、お弁当は冷えてから食べるし、夏は汗をかくので多少は濃い目にしている(つもり)。それでも、相棒にとっては薄味らしい。
物足らない味付けだったときに必ず言うヤツの一言。
「ウチのかーちゃんのは、もうちょっと味が濃い(くておいしい)もんね~。」
そりゃそうでしょ、わかってますよ。
そもそも、生まれた瞬間からヤツの胃袋をがっちり掴んでいる母上にここ何年か前からヤツの胃袋に食料を送り込み始めた嫁が「好み」という点で、かなう訳がない。特に和食。洋食では負ける気がせんのだが。ただし。君のかーちゃんはその塩分過多の食事のせいで高血圧に苦しんどるやないか。
だから、よいのだ、薄味と思うくらいの味付けで。
と心の中で毒を吐きつつ、「そうやねー、今度はもうちょっと濃くしとくねー」などとテキトーに相槌を打つ。まぁ、そのうち、ヤツが義母の料理を塩辛いと感じる日がきっと来るにちがいない。義母はいい人なのだが、義母の味付けにはヒソカに対抗心を燃やすpirogon。
・・・そういえば、我が父は時々思い出したように「お袋の味噌汁、うまかったなぁ」という。味噌汁なのに卵が溶いてあるのは、兄弟の多い大家族が少ない卵をみんなで分け合って食べるという、貧しかった時代の祖母の知恵らしい。祖母が亡くなって久しいが、父は未だにそんなことを言っている。
うーん、幼少期に刷り込まれた「お袋の味」は一生消えないのかもしれないなぁ。
by pirogonK
| 2007-02-01 11:10
| 食